トムソン抜型/紙器抜型/プレス抜型/成型抜型/パッキン抜型の製作
トムソン型とはベニヤ板に、曲げ加工をした刃物や罫線、ミシン刃などを埋め込んだ型のことでボール紙や段ボール、パッキン、皮革、ブリスターなどを打ち抜きます。
抜型製作
トムソン型(木型)は金型と比較しますと製作費が安い、短納期などの利点があり柔らかい材質であればいろいろな素材の物がプレスにより打ち抜くことが出来るため紙器、ダンボール業界では小ロットから量産まで幅広く使われています。トムソン型はオーダーメイドですので抜く素材によって刃の材質、形状、高さなど変わってきます。当社ではシール刃~100mmまでの高さの刃や粘着性のあるシートを抜くためのフッ素刃などを取り揃え、紙器、ブリスターパック、発砲製品など様々な素材に対応いたします。
職人の技
近年ではレーザー加工機や自動曲機などの導入によって高精度な型の作製が可能になりましたが刃曲げ加工では複雑な形状や細かい部分においては自動曲機でも限界があり手曲げ加工や継ぎ目の調整など、最終的な仕上げには熟練の職人技が必要とされます。(株)山菱は細かな曲げ加工やキャラクターなどの変形も得意としておりトムソン型でもここまで出来るということに挑戦しています。変形の形を抜きたいがピナクル型ではコストが合わないといったような時にはぜひ当社にご相談ください。
抜型修理 メンテナンス
トムソン型は低コストで製品を量産でき繰り返し使用できますが刃物は消耗品ですので使用頻度により切れ味も落ちてきますし土台となるベニヤ板も劣化して割れたりすることもあります。その場合は刃替やベニヤ板を補強して直せる場合もありますので一度お問合せくだい。
抜型の修理、設計変更もお任せください。刃の一部が欠けた、刃が倒れた、設計変更したい箇所があるなど些細なことでも対応いたします。また、他社様製品の型でも新規作製、刃替え、修理お引き受けいたします。